退職が決まったとき、有給休暇のことを確認してみたら、10日分ありました。でも、もし私が自分から「有給、ありますよね?」と言い出さなかったら、そのまま使わずに辞めていたと思います。
この記事では、有給があるかどうかを労働基準監督署(労基)に電話して確かめたこと、職場への伝え方、実際にどうなったかを書きます。
※お金や労働のプロではありません。自分でやってみて、調べてわかったことをそのまま書いています。
「有給はあってないようなもの」と思っていた
私の職場は、有給を気軽に使える雰囲気ではありませんでした。同じ職場の人の話を聞いていても、有給は「あっても使えないもの」という感じ。私も働き始めて半年ほどだったので、正直「私にはたぶん無いんだろうな」と思いかけていました。
でも、辞めるなら確認だけはしておきたい。そう思って調べることにしました。

誰も教えてくれないなら、自分で確かめるしかない
有給は「6か月働いたら10日」が基本
調べてみると、有給休暇は、入社してから6か月続けて働き、決められた出勤日の8割以上出勤していれば、10日もらえるのが基本です(パートの人は、働き方によって日数が変わるそうです)。
ここで大事なのが、「6か月」は入社した日から数えるということ。試用期間があった場合も、その期間は含まれます。
労基に電話して確認しました
自分で調べただけでは不安だったので、職場のある地域を担当する労働基準監督署に電話しました。
いきなり電話するのは緊張するので、先にAI(Claude)に「電話でどう相談すればいいか」を聞いて、話す内容をメモにまとめてから電話しました。私がまとめたのは、こんな内容です。
- 入社した日と、試用期間があったこと
- 週に何日、何時間働いているか
- 退職する予定の日
- 職場から有給の説明を受けていないこと
電話に出てくれた方は、思っていたよりずっとやさしく対応してくれました。状況を説明すると、有給があることと、どう動けばいいかを丁寧に教えてもらえました。

労基ってこわいところかと思ってたけど、全然ちがった
労基の人に教わった「伝え方」のコツ
このとき教えてもらって、一番助かったのがこれです。
職場に伝えるときは、「自分なりに調べて、有給があることがわかりました」と言う。いきなり「労基に相談しました」とは言わないほうがいい。
たしかに、いきなり労基の名前を出されたら、職場の人も身構えてしまいますよね。話し合いがこじれずにすむように、という意味のアドバイスだと思います。
伝える順番も考えました
じつは、切り出す前に一瞬ためらいました。私が休んだら、現場が回らなくなるんじゃないかと思ったからです。それに、有給が取りにくいと言われている職場だったので、言っても突っ返されるんじゃないかという不安もありました。
でも、どうせ辞めるんだから。そう割り切って、伝えることにしました。
そこで、まず一緒に働いている人に「有給を取るつもりで、これから上司に伝えます」とLINEしました。迷惑をかけるのは現場の人なので、先に知らせておきたかったんです。
上司には、労基に電話した日の夜に、LINEで「有給休暇について相談したいです」と伝えました。顔を合わせていきなり切り出しても、すぐには対応できないだろうと思ったからです。

言う前は、正直ちょっとドキドキした
「社労士の見落とし」と言われて
話し合いの結果、有給は10日分あると認めてもらえました。
そのとき上司からは「社労士が見落としていた」と説明されました。でも、プロがそんな見落としをするかな…というのが正直な気持ちです。もしかしたら、試用期間を含めずに数えていたのかもしれない、と感じました。
本当のところはわかりません。ただ、自分で確認しなければ、残りの有給は使えないまま終わっていたのは確かです。
10日のうち3日は夏休みに使われていた
10日のうち3日は、職場の夏休みの分に充てられていました。会社が有給を使う日を決めることは、決まったルールを守れば認められています(労使の取り決めや、本人の意見を聞くことなど)。私の場合がそれに当たっていたのかはわからず、少し引っかかってはいます。
でも、この3日については、あえて争わないことにしました。小さな職場なので、これ以上もめたくなかったし、3日分に未練もありません。権利は確認する。でも、どこまで主張するかは自分で決めていいと思っています。

確認はしっかり。でも全部を争わなくてもいいよね
残りの7日を消化して、退職が1週間早まった
残りの7日分は、退職前に消化することになりました。休む日は上司に決めてもらい、混みやすい日は出勤する形にしました。現場のことも考えた、ちょうどいい落としどころだったと思います。
その結果、予定より1週間早く退職することになりました。
最終出勤の日は、職場のみなさんが温かく送り出してくれました。有給の話で気まずくなるかもと心配していたのが、うそみたいでした。
この記事を書き始めたころは、有給の真っ最中でした。病院に行ったり、体を休めたりしながら、フルで働いていたころにはできなかった庭仕事や、キッチンの整理整頓をしていました。
有給の分のお給料は、次の給料日に振り込まれる予定です。ちゃんと払われているか、明細を確認したら追記しますね。
じつは雇用保険の手続きでも気になることが見つかり、ハローワークに相談しに行きました。それはまた別の記事に書きますね。
「有給ないのかな」と迷っている人へ
- まずは、職場のある地域を担当する労働基準監督署に相談してみる。意外とやさしく、どうしたらいいか教えてくれます
- 電話の前に、入社日・働き方・退職予定日をメモにまとめておくと話しやすい
- 職場には「自分で調べて、有給があるとわかりました」と伝える。いきなり労基の名前は出さない
- 一緒に働く人への気づかいも忘れずに。休む日を相手に任せるのも、角が立たない方法です

言い出さなかったら、使えないまま辞めてた。聞いてみてよかった!
さいごに
有給は、働いた人に法律で認められた休みです。でも、職場が教えてくれるとは限りません。辞める前に一度、自分の有給が何日あるか確認してみてください。
有給の日数や条件は、働き方(週の勤務日数や時間)によって変わります。詳しくは、職場のある地域の労働基準監督署など、公式の窓口で確認してくださいね。

